【旅行・宿泊感想】奈良県・ホテル花小路

トラベル

宿泊までの経緯

娘が学校の先生から奈良県に旅行に行った話を聞いて、自分も奈良にいって鹿に餌をやりたいと言ってきた。近鉄でいくとアクセスが良く、土日で行けそうだったので、電車で行くことにした。

宿泊した部屋

洋室(2F)

  • 部屋は和モダンタイプのツインルーム。ただし、最大3名までご利用可能とのこと。3人で宿泊したが、ベッドは3つ準備されていて、1つは簡易的なベッドかと思いきや、しっかりとしたベッドだった。部屋も東横やアパホテルといったいわゆるビジネスホテルのツインルームよりも、若干広く感じた。洋服を収納するワードローブがあり、容量も十分であった。
  • 枕がフロントに数種類用意されており、自分の好みの枕を選べるのがよい。
  • 風呂トイレはユニットバスで、特に特記すべき点はなしだが、とてもきれいだった。
  • Wi-Fiもちゃんと入り、強度も十分。ただ、USBコンセントがないのが残念。コンセントはベッドの枕元とテレビの裏にしかなかったようだ。
  • 最後に、何と言っても近鉄奈良駅から、すぐ(数十秒)という立地の良さが、このホテルの最大の魅力である。小西さくら通り沿いなので、コンビニや飲食店がホテルのまわりにたくさんあるため、何か食べるのにも困らない。ホテルは全体的にとてもきれいで上品な感じ。会社の福利厚生を利用して、3人で朝夕食事なしで14000円だった。コスパはとても良いと思う。

設備概要

  • 場所:近鉄奈良駅4番出口徒歩1分
  • 駐車場:駐車場は近隣の駐車場の駐車券を発行してもらえるようだが、アクセスの良さから、近鉄で行くのがおススメ。

食事

朝夕の食事はなしのプランであったが、1Fの和食屋(櫃屋)での食事のようだ。とにかく周りに飲食店が多いためか、客が入っている感じではなかった。

スタッフ

比較的こじんまりとしたホテルで、フロントも狭く、男性スタッフが1人いるだけだった。接客はとても丁寧で、優しい感じだった。1日目はチェックインより早い時間に到着し、荷物を預かってもらおうとしたが、部屋は準備できているということで、早めに部屋に入れてもらえた。2日目は別の男性スタッフだったが、同様に丁寧な感じでよかった。

今回の旅程

2023/10/14(土)

  • お昼前にホテル着。チェックインして、荷物を置いてランチへ出発
  • ランチ:
    奈良のリゾートホテル、ふふ奈良のレストラン(日本料理 滴翠)にて。とてもきれいで庭園が見える落ち着いたレストランだった。会席料理は事前予約が必要だったが、予約の必要のない、焼きカレー、天ぷら、お子様プレートを注文。お漬物に、奈良漬けが添えてあったが、本場の奈良漬けはとても濃い味だった(種類によるのか?)。食後は庭園を散歩した。
  • 東大寺:
    ふふ奈良から奈良公園を通って、東大寺まで行くことに。いたるところに鹿がいた。しかも、いたるところに鹿のフンが落ちているため、それを避けながら歩く必要があるので、それだけで結構疲れる。やっと東大寺につくと何かイベントの準備をやっているようで門が閉まっていた。ここまで来て大仏を見れないのかとショックを受けていたが、大仏は見れるということで、脇のほうから入ることができ一安心。大仏は、数年ぶりにみたが、相変わらずデカく荘厳だった。大仏殿の柱の穴くぐりには外国人の長蛇の列ができていて、結構大きいオッサンがトライしていたが、結局ダメで足元から引き戻されていた。毎回思うが、あんな小さい穴を通ることによくトライするなと…途中で抜けなくなったらと思うと、ゾッとする。
  • 正倉院:
    東大寺の後は、正倉院へ行くことに。そしたらなんと、正倉院は平日しか見れないとのこと。平日しか見れないとは商売っ気がないというかなんというか、とても残念だった。高校の修学旅行で東大寺を訪れた際にも正倉院へ向かったが、その際は工事中とかで見れなかった。そのリベンジのつもりが今回もダメで、正倉院はまた次の機会に。
  • 鹿せんべい:
    帰り道鹿せんべいを買って、いよいよ鹿に餌をやることに。鹿せんべいに鹿が寄ってきて怖いので、しかも小鹿に餌をやりたかったので、鹿の少なそうなところへ移動。やっと鹿も少なく、小鹿を発見し、餌を与えていると、どこからともなく大きな鹿がよってきて、娘は鹿に追い回され、怖くなって大泣き。自分もいくつかせんべいをエコバックに隠していたら、それに感づき(匂いでわかるのか?、鹿たちは鋭すぎる)、前足で蹴ったり、お尻にかみついてきたり、角を当ててきたりで、かなり怖かった。結局大きな鹿にもせんべいを与えてしまい、餌やりは即終了! 周りの外国人をみると、心なしか日本人よりも動物慣れしているというか、普通になでたり抱き着いたりしていて、しかも鹿の方もおとなしく対応していて、不思議な違いを感じた。
    鹿への餌やりで疲れ果てたのと、雨がふってきたので、スタバでほっこりすることに。おしゃれなスタバで、テラス席でゆっくりできた。娘も徐々に気持ちも落ち着いてきてよかった。ホテルまで歩いて帰り、少し落ち着いてから夕食へ。
  • 夕食:
    ホテルの周りにはたくさんの飲食店があるので、適当に歩いて探すことに。商店街のなかに、よさそうな居酒屋(一条)を発見し、子供も食べれそうなものが多かったので入ることに。メニューはコスパも良く、とてもおいしかった。スタッフの対応も最高! ただ、おそらく地元の人が通う居酒屋なのか、奈良の郷土料理がそろっているわけではないので、県外の人にはオススメできないかもしれない。ただ、奈良の地酒はたくさんそろっていた(当然たくさんいただいた)。

2023/10/15(日)

  • チェックアウト:
    前日は早めに寝たせいか、家族全員すっきり目覚めた。特に朝ごはんは用意せず、近くのコンビニにコーヒーなどドリンクを買いに出かける。荷物をまとめ、10:00にチェックアウト。
  • ランチ:
    ホテルから南下して、ならまち周辺を散策する。ならまちの中の柿の葉ずし 平宗 奈良店へ。このお店は、奈良の郷土料理の柿の葉ずしだけではなく、茶粥やにゅうめんも食べれたのでとてもよかった。茶粥は初めてたべたが、ほうじ茶のお茶漬けのような感じ(若干しょっぱい)で、にゅうめんは素朴なお出汁で二日酔いに最適な感じ。寿司も小ぶりだが、ギュッとシャリが詰まった寿司で、おなか一杯になる。
  • ならまち:
    ランチ後は、ならまちを散策した。奈良は近鉄奈良駅周辺に見どころが密集していて、少し歩くだけで、いろいろなお店を楽しめるのがとても良い。ならまちは風情のある景観を残しつつも、飲食店やお土産品店、伝統工芸品店など、いろいろな個性的なお店がありとても楽しめる。奈良に住むなら、ならまち周辺に住みたい(おそらく商店街やならまちの居酒屋に入り浸る日々)。
  • 興福寺国宝館:
    ならまちから猿沢池を通り、興福寺へ。興福寺に寄るつもりはなかったが、娘が最後にもう一度鹿を見たいねということで、興福寺の方へ歩いていくと、興福寺国宝館を見つけた。阿修羅像など有名な仏像を見ることができるということで、立ち寄ることに。国宝館の中には、金剛力士立像、千手観音菩薩立像、阿修羅像を含む八部衆立像など、教科書に掲載されているような有名な仏像を見ることができた。観光客は少なかったが、外国人はぜひ見るべきスポットではないかと思う。
  • 中谷堂
    興福寺を後にして、大宮通で鹿と戯れたあと、よもぎ餅の中谷堂へ。この餅屋は、高速餅つきで有名なお店で、お店の前には、餅つきパフォーマンスを見るための観光客でごった返していた。運よくパフォーマンスのときに着いて、近くで見ることができてよかった。高速でつかれたよもぎ餅は、とてつもなく柔らかく、さらによもぎの風味もちょうどよく、とてもおいしかった。奈良はどこにいっても観光客が多かったが、今回の旅で一番活気があったのは、間違いなく中谷堂周辺だった。
  • お土産
    最後にせっかく奈良に来たので、両親に奈良漬けを送って、カフェ(銀杏や)で一服して帰宅することに。

全体的感想

これまで奈良には修学旅行やちょっとした寄り道で行ったことはあったが、東大寺周辺にしか行ったことがなかった。今回の旅では、近鉄奈良・ならまち周辺を散策でき、奈良の新たな一面を知ることができた。奈良は、中心街の公園がとても広く、自然がおおく、鹿がいるので、落ち着いた時間の流れ方をしているように感じた。奈良の食事はどれもコスパがよく、奈良県人はとてもやさしい人が多かった(過去に出会った数少ない奈良県人もみんなそう)。近鉄ですぐに行くことができるので、今後も機会があればぜひ行きたい。

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