【旅行感想】大阪万博

トラベル

旅行までの経緯

子供のころから一度も万博に行ったことがなく、せっかく近くで開催されるので、かなり前から行く気満々であった。

今回の旅程

2025/6/14(土)

  • 7:00:起床! 前日までいろいろと下調べをして準備を重ねていたが、いまひとつよくわからないというのが実感で、とうとうアプリも当日まで使いこなせない状況であった。そもそも予約のやり方もとてもわかりづらい。しかも雨は避けられない予報であり、一方で、雨だからといって来場者数はほとんど減らないであろうから、気合を入れて出発した。
  • 11:00:入場時間である11:00の40分くらい前に夢洲駅に到着。改札を出て、いよいよ万博のゲート目指して列に並んだ。雨が降っているにもかかわらず既に数千人が並んでいそうな状況であった。雨が降っていたので、傘をさしてレインコートを着て列に並んだ。レインコートはポンチョ型であったが、レインコートきてると、汗がこもり少し具合が悪くなってきた。適度に水分を取ったり、塩分チャージの飴を舐めながら何とか頑張ったが、近くでは貧血で倒れている人もいた。上から下まで完全に雨を防ぐタイプのレインコートを着ている人もいたが、汗がこもるので具合が悪くなりやすいと思われる。レインコートはサッと脱げるポンチョタイプの方が良さそうだ。あるいは、足だけ膝までガードするビニール。
  • 12:00:40分ぐらいかかったが、何とか入場して早速案内所に行って当日の予約を試みた。しかしこではやってないと言うことで当日予約を行うことができる機械を自分で探せとのこと。若干心が折れ、とりあえずランチを食べにいこう!ということに。しかし、どこに何があるかわからないが、とりあえず近くをさまよっているとフードコートを見つけたので、そこに入り込んだ。オクトーバーフェスが空いていたので入り、チキン1つとソーセージとポテトの盛り合わせ、そしてビールとオレンジジュースを1杯ずつ注文。価格は脅威の8000円越え!! オレンジジュースに至っては旅館なんかで出てくるチープなタイプの瓶入りのオレンジジュースであったが、1本800円であった。チキンとソーセージはおいしかったが、ドイツ独特のチキンやソーセージという感じではなく、若干チープな感じ(おなかすいてたので美味しかったが)。ビール(Weienstephaner)はさすがにおいしかった。
  • インドパビリオン:お腹もある程度満たされ、一番の目的地である。オーストリアパビリオンへ向かうことにした。途中。インドパビリオンを見つけ、すぐに入れそうだったので入った。インドのいろいろな装飾や工芸品が鑑賞でき、とはいえサラッと見学した程度であった。
  • いのちのあかし:次に、河瀨直美のシグネチャーパビリオンの前を通りかかったとき、スタッフの方から「入りませんか?」と勧められ、すぐに入れるとのことだったので、時間もあるし立ち寄ることにした。なんでも、参加者のなかから一人選ばれ、みんなの前で対話をして、みんなでそれをみるという、よくわからないイベントということが判明した。結局20歳くらいの女性が選ばれ、「愛」についてスクリーンの向こう側のおばさんとの対話が始まった。その子は、素人とは思えない対話を繰り広げ、スクリーンの人は最初AIか何かが対応しているのかなと思ったが、別の場所からリアルに人間が対応しているとの事。それにしても素人と思えない対応が繰り広げられ、自分がその1人に選抜されないで良かったと思うばかりであった(自分が選ばれてたら、ろくでもない会話を家族の前で披露して大恥をかいていたであろう)。一方で、ネットで調べると、誰が選抜されるか分からないので、やっぱり会話がグタグタになる場合もどうやらあるようだ。2人の会話を全員が観察すると言う不思議な体験をすることができ、愛について深く考えることができて貴重な体験であった。
  • オーストリアパビリオン:やっとのことで発見し、長蛇の列に並ぶことにした。最初ラインの最後のスタッフからプラカードを見せられ並ぶことも許されなかったが、何とか列の脇のほうに並んでいると、スタッフの一人が駆け寄ってきて娘のオーストリアパビリオンのオリジナルシールをくれた。子供には優しい対応をされているようだ。やっと列に並ぶことができ、そこから40分ぐらいは並んだと思う。土砂降りの中なかなか大変であったが、やっとのことでパビリオンに入ったかと思うと、最初は日本とオーストリアの国交について説明があり、これがとても興味深かったが進行が早すぎてあまり詳しく理解することができなかった。オーストラリアという国はとにかく音楽でが有名で、音楽を通した外交をしてきたんだなと言う事はわかった。また「未来を作曲する」と言う触れ込みだったので娘がとても楽しみにしていた。自分はどのように作曲してるのかよくわからなかったが、娘は楽しそうに作曲していたので(機械を操作していた)、とりあえず満足である。
  • NTTパビリオン:次は唯一事前予約ができたNTTパビリオンへ移動する。IOWNと言うかなり先進的な技術が紹介された。これはNTT独自の技術のようでこれが実現すると、とんでもない量のデータのやりとりや消費電力を極限まで減らすことができると言う(携帯の充電が半年に一度になる?)。それを日本のNTTが開発したのだからすごいことである。パビリオンの内容もとても充実しており(パフュームの立体的なダンスから、自分の写真からaging画像をみたりなど)、とても楽しめた。また子供連れや体の不自由な人に対しては、特別に鑑賞エリアが設けられるなど特別な配慮がなされており、その対応も素晴らしかった。入るときにスタッフの方に、事前予約がHPからしづらい点を愚痴ると、私もそう思います!とのことであった(ぜひ内部スタッフからエスカレートしてほしいものである)。
  • クエートレストラン:NTTの後はどこかでゆっくりお茶を飲みたいねということで、クウェートのシドラと言うカフェに行った。シドラは入って気づいたが、カフェでゆっくりというよりは、チキンライス的な晩御飯を主に食べるレストランであった。珈琲などのメニューはあったが、スイーツは一つしかなかった(プリン)。しかたなく、ドリンクとプリンを注文したら、支払い後、プリンの在庫がないことが発覚。キャッシュレスなのでキャッシュバックできないということで、外のテイクアウト店でスイーツを同額程度選ばせてくれた。結局、クッキーとマフィンをいただいた(こっちのほうがプリンより良かった)。海外の人は対応は適当であるが、この辺の臨機応変さは素晴らしいと思う。自分はデーツ(中東のドライフルーツ)とカプチーノ(中東の珈琲?)を注文した。デーツは美味しかったが、アラブコーヒーは、樹を煮たような味で結構クセあり。
  • コモンズA:コモンズAは待ちなしで入ることができたので寄ってみた。いろいろな(主に)アフリカの小さな聞いたことない国もあったが、それらの文化や生活を知ることができ、またお土産(アクセサリー?)を根切りで買うという文化を体験できるというところがあって興味深かった。ためしはしなかったが。
  • 空飛ぶクルマ:雨の日はやっていないということで、施設を見て回るだけであったが、空飛ぶ車の施設を見て回ることができた。近い将来乗れると思うと、かなりワクワクする。
  • 20:00:最後にドイツレストランでご飯を食べて帰ろうと、ドイツ館のレストランの列に並んだのだが、もう既に20:00であり、レストランに入れたとしても、食事はほとんどオーダーできないのではないか?ということになり、諦めて帰ることに。最後にリングに上がって写真をとることにした。リングの幅は当初5、6m位の幅かと思っていたが、おそらく2、30mはあると思う。とても巨大な幅のリングである。実際にリングに上がって遠くの方を見てみると、リングの半径がどれだけ広いかがわかる。こんなの1周歩くのはとんでもない距離であろう。眼下にパビリオンが光っている夜景をリングから見るととても綺麗で記念の写真を撮って帰ることとした。
  • 21:00:最後にがんこ寿司梅田本店に寄って、さんざん飲み食いして帰宅した。やはり和食が落ち着くし、一番おいしい! とても疲れたが、家族で楽しむことができ、最高の一日であった。結局この日は2万歩くらい歩いており、信じられなくくらい爆睡し、12時間くらい寝た。万博は次の日休みのときに行くべきである。

2025/9/13(土)

  • 2回目の万博は12:00の入場の予約が取れた。しかし最近は入場者数が多すぎるということで、2時間とか待たされるとのこと。少しもったいなかったが14:00時ごろに到着した。すると20分位で簡単に入ることができた。
  • 今回は事前の予約が一つも取れなかったので、歩くコースだけ決めて入れそうなところに並ぶという作戦を立てた。
  • 輪島塗の地球:予約なしですぐに入れた。そもそも輪島塗が、木で作成したものの上に漆を塗っていることさえも今回初めて知った。日本の伝統工芸品の中でも特に重要らしく、早く復帰してほしいと願うばかりである。地球も素晴らしいものであった。
  • スペイン館:ちょうどウェイティングの人たちを受け付けていなかったが、自分たちが通り掛かったときに解放していたので、慌てて列に並んで幸運にも入ることができた。その際は子供がいるのに後ろから横から押してくるじいさんやおばさんなどが多く、どとても大変だった。スペイン感はフラメンコが素晴らしいと聞いていたが、残念ながらフラメンコのタイミングには入ることができず、展示物を見るのみであった。スペイン感は海洋資源の有効活用といったものを展示していた(医薬品など)。終わった後に併設されているカフェでチュロスとコーヒー、ビールをいただいた。カフェは最高であった。
  • ガンダム:ガンダムの前では、万博のスタッフの人たちが写真を撮ってくれたので、とても良いアングルで家族の記念写真を残すことができた。
  • リング下のお土産品店:たまたま通りかかった土産品店で妻が欲しかったサンリオミャクミャクキーホルダーを見つけたので、それを買うことになったが、購入までに40分くらいはかかった。
  • インドネシア館:インドネシアに興味があると言うよりも、インドネシア館の前でスタッフの人たちが踊りながら呼び込みしている動画が面白いということでそれを見たかったが、幸運にもそれを見ることができた!(陽気でいい感じ)
  • チェコ館:入りたかったが、長い列で入ることができず、テイクアウトの食事をすることにした。バオという鴨肉とキャベツを挟んだ、ふわっとした食感が楽しめる小さな肉まんのようなものが2つ入っているもの、それとビール、それとソフトドリンク2つ。バオは小さいものが2つ入っただけだが、驚異の2000円越えである…しかしビールはさすがに美味しく横で缶も売っていたので、後で缶の方も購入してビールをおかわりできた。さすがビール大国なだけに、ビールは美味しかった。ちょうどチェコ館の前で花火が上がるタイミングだったので、すごく間近で花火を見ることができたのはとても良かった。また花火の後はウォーターショーを見ようとしたが、自分たちが座った席からは噴水の上の方がチョロッと見えただけでほとんど見えなかった。
  • ファミリーマート:バオを一口食べただけだったので、晩御飯を食べようと、ファミリーマートに寄ってご飯を買ってリングの下のベンチで食べた。さすがにパビリオンで買ってくれということなのであろう、お酒が売っていなかった。しかしおにぎりや唐揚げ、冷麺など散々買ったあげく、お会計は1700円と格安であり、バオの2000円越えはさすがに金銭感覚がバグっているとしか思えない。チェコの缶ビールも800円であった。ファミリーマートで普通の200円くらいの缶ビール売ってしまうと、酔っ払いが激増してしまうであろう。
  • プロジェクションマッピング:リングの上からドローンショーを見て帰ろうと考えていたが、なんと直前になりドローンは中止とのこと(これが見たかったのに…)。最後に光のショー?とプロジェクションマッピングが行われるとのことであったが、プロジェクションマッピングはどこで行われているかよくわからず、また光のショー的なものも何が見所がわからずすぐに終了。
  • 夢洲駅:そこから駅まで帰るわけだが、ハンパない人の群れが、駅に押し寄せており、出口から駅まで1時間位かかった。次の日のYahoo!ニュースによると、この日は万博至上最高の人出であり、200,000人以上超えていたそうである。それも納得の人出であった。
  • ミライザカ梅田茶屋町店:かなり遅い時間であったが、梅田に着いた時にミライザカと言う居酒屋に立ち寄って一杯飲んで帰宅することに。初めての訪問であったが、ビールは安いし、メニューも多く、なかなか良いお店であった。この日の歩数は1.5万歩であった。一回目はあめがひどかったが、一日中曇りで雨は降らず、天候は最高であった。

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