【映画感想】ミッションインポッシブル/ファイナル・レコニング

エンタメ

映画を観るまでの経緯

とうとう大好きなミッションインポッシブルシリーズが最後を迎えてしまう...しかも3時間と長丁場の映画。気合入れて大福食べて劇場で観ることにした。

観賞場所(鑑賞日)

大阪ステーションシネマ(2025/5/28)

解説

トム・クルーズの代表作で、1996年の第1作から約30年にわたり人気を博してきた大ヒットスパイアクション「ミッション:インポッシブル」シリーズの第8作。

前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」とあわせて2部作として製作され、「デッドレコニング」から続く物語が展開。前作のラストで世界の命運を握る鍵を手にしたイーサン・ハントと、その鍵によって導かれていくイーサンの運命が描かれる。また、これまでほとんど語られてこなかったイーサンの過去などが明かされる。シリーズおなじみとなったトム・クルーズ本人によるスタントシーンも健在で、今作では飛び回る小型プロペラ機にしがみつく空中スタントなどが見どころとなる。

スパイ組織「IMF」に所属する主人公イーサン・ハント役のトム・クルーズ、「M:i:III」で登場して以降、イーサンの盟友となっているベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、シリーズ全作に登場しているルーサー・スティッケル役のビング・レイムスらおなじみのメンバーはもちろん、前作「デッドレコニング」から登場したグレース役のヘイリー・アトウェル、パリス役のポム・クレメンティエフ、ガブリエル役のイーサイ・モラレスも続投。トム・クルーズ主演作で監督や脚本、製作を数多く担ってきたクリストファー・マッカリーが、今作でもメガホンをとった。

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登場人物

スタッフ
監督:クリストファー・マッカリー
製作:トム・クルーズ クリストファー・マッカリー
製作総指揮:デビッド・エリソン ダナ・ゴールドバーグ ドン・グレンジャー クリス・ブロック

キャスト
イーサン・ハント:トム・クルーズ
ルーサー・スティッケル:ビング・レイムス
ベンジー・ダン:サイモン・ペッグ

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感想(ネタバレあり)

前作を確認してから本作を見たかったが、それは叶わず、YOUTUBEの解説動画をいくつか見て鑑賞した。しかし、それでも結構話はかなりややこしい。AI周りにおいてやろうとしてることはわかるが、登場人物が自分には多すぎて、しかも互いの利害関係がよくわからない。いまだにダンローの家にいた武装した連中は、いずれの組織の者かがよくわからなかった。しかし1作目に出ていたダンローが再登場するとは。しかも、その妻もチョイ役かと思いきや、終盤は結構な存在感を示していたのには驚きである(誰?)。

あと、すべての核兵器がオフラインになったときに、US大統領が核弾頭を発射するというのがよくわからなかった。すべてオフラインになったとして、結局エンティティが攻撃しかけてきたとして、USがいくつかの都市を攻撃するのと、何が違うのかがよくわからなかった。それくらいなら、世界で一致団結してエンティティを倒した方がよいように思えるが(オフラインであれば無理か)。

また、エンティティを無毒化するツールや、エンティティを閉じ込める5次元のストレージ?を、元CIAの一流の技術者であるダンローでさえ、「仮想上の理論かと思っていた」というようなものを、ルーサーひとりで作り上げるという事自体、impossibleと感じてしまった。しかも病床で!?

今回はこれまでのシリーズの総括的なものだったので、ストーリー説明が手厚く、比較的過去の作品よりも、全体的にアクション少なめのように感じた。とはいえ、北極圏の海中で裸になったり、飛行機に飛びうったり、インポッシブルさにもほどがあるといった感じであった。トム・クルーズはスタントを使っていないようなので、観る時もつい力がはいってしまう(すごい映像だけど、CGだよね。という気持ちにならない)。とはいえ、やはり、このシリーズの魅力はアクションと、最新鋭のスパイ関連ツールが魅力だったので、AIを相手にせず、最後までアクション・すごいツール満載のスタンスを貫いてほしかった。初見のインパクトのすごさという意味では、いずれの作品もよかったが、個人的には三作目が、一番だった。観ていてジェットコースターに乗っているような映画だった。

映画は大好きであるが、ほとんどは家のTVで観るか、スマホに転送して観るのが最近のスタイルである。本当にこのシリーズほど、上映日を、楽しみにして必ず映画館で鑑賞する映画はなかったので、とうとう終わってしまうということで、ホントに残念な気持ちと同時に、心からトムに感謝の意を示したい。

映画が終わってから、終電が迫っていたのでトム・クルーズばりに走って、すすきの大衆酒場 白いたぬきホールへ寄って、一杯ひっかけて終電に飛び乗ったのであった。お店としては、とても広く清潔で、しかも朝まで空いているという良い店であった。

映画情報

タイトル:ミッションインポッシブル/ファイナル・レコニング
公開年:2025年5月23日
上映時間:169分

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