映画を観るまでの経緯
映画館に観に行こうとおもっていて結局叶わなかったが、こんなに早く地上波で放送されるとは。早速録画して鑑賞した。
観賞場所(鑑賞日)
自宅(2025/5/3)
解説
母親を火事で失った少年・眞人(まひと)は父の勝一とともに東京を離れ、「青鷺屋敷」と呼ばれる広大なお屋敷に引っ越してくる。亡き母の妹であり、新たな母親になった夏子に対して複雑な感情を抱き、転校先の学校でも孤立した日々を送る眞人。そんな彼の前にある日、鳥と人間の姿を行き来する不思議な青サギが現れる。その青サギに導かれ、眞人は生と死が渾然一体となった世界に迷い込んでいく。
映画.com
登場人物
スタッフ
監督・原作・脚本:宮﨑駿キャスト
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眞人:山時聡真
青サギ/サギ男:菅田将暉
キリコ:柴咲コウ
感想(ネタバレあり)
タイトルからして、どう生きるかを考えるような内容なのかと思って観たが、結局よくわからない内容であった。相当頭がいい人か、ある程度の映画の内容の前提を知っている人しか、この映画のメッセージは伝わらないのではないかと思う。普通の人がみても、タイトルと内容が合っていないのではないかと感じると思う(少なくとも、どう生きるか?と問いかけになっているが、そのような問いかけになるような内容ではなかったように思う)。
鑑賞後ネットでレビューを見ていると、宮崎監督自身が、「私自身、訳が分からないところがありました」とコメントしたとのこと。アニメの制作過程や方法がよくわからないが、監督・原作・脚本を自身で務めていて、そんなことがあるのだろうか...あまりに無責任なコメントのように感じてしまい、ビックリ(おそらく、普通の人にはわからない事情があるのだろうが)。
映画のなかでも出てきたが、原作?(「君たちはどう生きるか」、吉野源三郎、1937年)を読んでいないので、それがこの映画を理解するうえでの足かせとなっているのかな?とも思ったが、原作の内容は直接的には関係ないようだ。また、宮崎監督自身の経験も踏まえた自伝的な内容にもなっているようだが、それは本タイトルを考察するには興味深いところである(途中からファンタジーの世界に没入していき、わけがわからなくなっていったが)。
映画は結局よくわからなかったが、再度のエンドロールの米津玄師の地球儀はとてもよかった。この映画にも、なんならタイトルの世界観にも合っていた。
いろいろと映画からのメッセージを考察するのも好きだが、やっぱり映画はエンターテインメントなので、トップガンマーベリックのように、何も考えず、ただ、最高だったね!と言える映画のほうが自分には合っているような気がした。
映画情報
タイトル:君たちはどう生きるか
公開年:2023年
上映時間:124分
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