【映画感想】はたらく細胞

エンタメ

映画を観るまでの経緯

本作は、もともと漫画であったのは知っていたが、なかなか読もうという気持ちが起こらなかった。今回映画化されると言うことですぐに見に行った。

観賞場所(鑑賞日)

梅田ステーションシネマ(2024/12/19)

解説

人間の体内の細胞たちを擬人化した斬新な設定で話題を集め、テレビアニメ化もされた同名漫画を実写映画化。原作漫画「はたらく細胞」とスピンオフ漫画「はたらく細胞 BLACK」の2作品をもとに、ある人間親子の体内世界ではたらく細胞たちの活躍と、その親子を中心とする人間世界のドラマを並行して描く。

人間の体内には37兆個もの細胞が存在し、酸素を運ぶ赤血球や細菌と戦う白血球など無数の細胞たちが、人間の健康を守るため日夜はたらいている。高校生の漆崎日胡は、父の茂と2人暮らし。健康的な生活習慣を送る日胡の体内の細胞たちはいつも楽しくはたらいているが、不規則・不摂生な茂の体内では、ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちが不満を訴えている。そんな中、彼らの体内への侵入を狙う病原体が動き始め、細胞たちの戦いが幕を開ける。

永野芽郁が赤血球役、佐藤健が白血球役でそれぞれ主演を務め、人間の漆崎茂を阿部サダヲ、その娘・日胡を芦田愛菜が演じる。「翔んで埼玉」「テルマエ・ロマエ」シリーズの武内英樹が監督を務め、「るろうに剣心」シリーズの大内貴仁がアクション演出を担当。

映画.com

登場人物

スタッフ
監督:武内英樹
原作:清水茜、原田重光、初嘉屋一生
脚本:徳永友一

キャスト
赤血球AE3803:永野芽郁
白血球U-1146(好中球):佐藤健
漆崎日胡:芦田愛菜

映画.com

感想(ネタバレあり)

以前から体内の細胞の働き、特に免疫機能について知りたいと思っていたが、いろんな書物で勉強したところでよくわからなかった。しかし今回この映画を見ることで楽しく、しかもビジュアルとしてインパクトを持って免疫機構が学べた。各細胞の役者の人の顔を思い浮かべながら、いろんな機序を思い出すことができそうなので、観て本当に良かったと思う。

ストーリーもとてもしっかりしていて、笑あり感動的ありで、とても楽しめた。一方で、細胞が外からの菌を攻撃する戦闘シーンがあるが、それらはちょっと冗長であった(戦闘シーン自体は好きだが)。また、すべての役者かなりはまり役で、とても演技がうまいなぁと思っていたが、中でも世界の終わりのFukaseの演技はとても良かったと思う。音楽以外でも才能がある人なんだなぁと感心した。また、この監督のときいつも出演するイメージの加藤諒だが、安定の面白さを発揮していた。

映画を観終わってから、せっかくの1人になれる時間だったので、終電までちょっと一杯行こうと思い、サカトケ乃カミに行った。店は満員で1組のアジア人カップルが並んでいて、携帯電話でトランスレーションしながら店員とやりとりしていた。こちらは終電まで時間がないので早く店に入りたかったので通訳をかって出た。そうするとスムーズに店に入ることができ、そのカップルからとても感謝され、一緒に飲もうと言う運びになった。聞くところによると、2人はオーストラリア在住の香港出身のカップル(旦那はジュニアドクター、妻はニューロサイエンスの博士課程の学生)で、ハネムーンで日本を旅行しており、SNSでとても気に入ったからディナーの後にわざわざ寄ったとの事だった。日本のお酒やお魚などいろいろ試してみたいと言う事だったので、ラストオーダーまで10分しかなかったが、いろんな海の幸を注文した。お酒もビールと日本酒をたくさん飲んだ。日本は本当に洗練されており、オーストラリアでは考えられないほどサービスの質が2人が高く、どうやったらこんなに規律正しく行動できるのかなど、日本のカルチャーについて話し合った。ハネムーンということで良い思い出にしてほしいと思い、会計は自分が払おうとしたが、残念ながらクレジットカードが使えず、モタついていると旦那さんが今日は楽しい時間をありがとうということで払ってくれた。なんだか申し訳なかったがLinkedInでお互いのアカウントも交換できたので、またいつの日か会うときにお返しできたらと思う。

映画情報

タイトル:はたらく細胞
公開年:2024年
上映時間:109分

コメント

タイトルとURLをコピーしました