映画を観るまでの経緯
上映されている時からとても気になっていた映画であったが、こんなにも早く地上波で放送されるとは(とはいえ、5年前)、とてもうれしかった。溜まっている映画がたくさんあるが、最優先で観ることに。
観賞場所(鑑賞日)
電車の中で(2024/11/2)
あらすじ
「新感染 ファイナル・エクスプレス」で一躍トップスターとなり、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品「エターナルズ」でハリウッド進出を果たすマ・ドンソク主演のバイオレンスアクション。凶悪なヤクザの組長チャン・ドンスが、ある夜何者かによってめった刺しにされた。奇跡的に一命をとりとめたドンスは、対立する組織の犯行を疑い、犯人捜しに動き出す。一方、警察サイドで捜査にあたるチョン刑事は暴力的な手段も辞さない荒くれ者として、署内でも問題刑事として知られていた。まだ世間の誰も気づいていない連続無差別殺人鬼がこの事件の犯人であると確信したチョン刑事は、その手がかりを求めてドンスにつきまとう。ドンスとチョン刑事は互いに敵意をむき出しにするが、狡猾な殺人鬼を突き止めるには互いの情報が必要であると悟り、共闘して犯人を追い詰めてゆく。2019年・第32回東京国際映画祭の「シン・ファンタ/復活!?東京国際ファンタスティック映画祭ナイト」(19年11月2日)で上映。
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登場人物
スタッフ
監督:イ・ウォンテ
脚本:イ・ウォンテ
撮影:パク・セスンキャスト
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チャン・ドンス:マ・ドンソク
チョン・テソク:キム・ムヨル
殺人鬼:キム・ソンギュ
感想(ネタバレあり)
ヤクザと刑事が協力して犯人を追いかけると言う、なんとも不思議で痛快なストーリーであった。ただ刑事役はもうちょっと渋い感じでマッチョではない感じを個人的には想像していたが、武井壮みたいな感じの俳優さんですこし残念(カッコよかったですが)。肉体でぶつかり合うと言うよりは、駆け引きでせめぎ合うストーリーを期待していた。マ・ドンソクはなんというか、相変わらずというか、かなりのプレゼンスではまり役でした。
とにかく展開が早いのと、なぜこのこと(観客しかわからない)を、この人が知ってるの?みたいな、結構強引なストーリー展開もあったように思うが、そこは韓国映画/ドラマならでわで、そういったところも痛快であった(展開が速いのは個人的に好きです)。
途中、重要人物と思っていたサンドが、こんなにも簡単に殺されるとは…そもそも殺す必要があったのかと思ってしまう。また、殺人鬼の過去をもうちょっと描写してくれていたら、ストーリーにもっと深みがでたような気がする。
結局、警察が捕まえるのか、ヤクザが捕まえるのか、最後まで展開が読めなかったが、なんとも爽快な結末であった!
映画情報
タイトル:悪人伝
公開年:2019年
上映時間:110分
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