【映画感想】カメラを止めるな!

エンタメ

映画を観るまでの経緯

低予算だが、話題作であったことを妻から教えてもらう。せっかくテレビで放送していたので録画して観てみることに。

観賞場所(鑑賞日)

自宅にてスマホで(2024/8/12)

あらすじ

とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。​本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!​大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。
”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”……を撮ったヤツらの話。

公式サイト

登場人物

スタッフ
監督:上田慎一郎
脚本:上田慎一郎
プロデューサー:市橋浩治

キャスト
日暮隆之:濱津隆之
日暮真央:真魚
日暮晴美:しゅはまはるみ

映画.com

感想(ネタバレあり)

「ゾンビ映画を撮っていたら、本物のゾンビが出てきてしまった」という、結構シリアスな映画かと思っていたが、実際に見てみると、『「映画を撮る人たちを本物のゾンビが襲う」という映画を撮っている人たち』を描いた映画であった(メタフィクションのメタフィクション?)。正直途中で見ていてよくわからなくなるところもあるが、映画のなかのネタバレもみることができ、全体を通して楽しめた。

最初の長回しのところで、斧で刺された奥さんが途中で立ち上がったりとか、シリアスなゾンビ映画にしては不可解なシーンがいくつかあった。しかしそれもネタバレ回想シーンのところで、なぜ立ち上がったのか、なぜこうなっていたのかっていうことがよくわかり、その背景が知れてとても楽しめた。

このような小規模予算の映画の実際の現場というのは、実際にはこのような自転車創業的なドタバタした撮影が行われているのだろうなぁということが垣間見れて面白かった。それにしても、地味に個人的に楽しめたのは、映画撮影に集められた個性豊かなスタッフたちである。アルコール中毒の人や、ちょっとお腹が弱い人、またごだわりの強い神経質な人など、こんな人実際にいるよなぁという人をうまくキャスティングしている。そういうところが共感が持ててとても楽しめた。きっと映画を実際に撮っている業界の人が見ると、そのような経験がない人たちが見るよりももっと面白いのだろうと感じた。

映画情報

タイトル:カメラを止めるな!
公開年:2018年
上映時間:96分

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