【映画感想】LION ライオン 25年目のただいま

エンタメ

映画を観るまでの経緯

そういえばライオンと海で過ごしたインド映画があったような?とかすかな記憶があり、録画して観ることに。ただ、自分が想像していた映画は、「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」であり、想像と違うことに気づいたのは始まって30分くらいたってからだったので、結局みることに。そもそもライオンではなく、トラでした…

観賞場所(鑑賞日)

GWの時間があるときに(2024/5/1)

あらすじ

インドで迷子になった5歳の少年が、25年後にGoogle Earthで故郷を探し出したという実話を、「スラムドッグ$ミリオネア」のデブ・パテル、「キャロル」のルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華キャスト共演で映画化したヒューマンドラマ。1986年、インドのスラム街で暮らす5歳の少年サルーは、兄と仕事を探しにでかけた先で停車中の電車で眠り込んでしまい、家から遠く離れた大都市カルカッタ(コルカタ)まで来てしまう。そのまま迷子になったサルーは、やがて養子に出されオーストラリアで成長。25年後、友人のひとりから、Google Earthなら地球上のどこへでも行くことができると教えられたサルーは、おぼろげな記憶とGoogle Earthを頼りに、本当の母や兄が暮らす故郷を探しはじめる。

映画.com

登場人物

スタッフ
監督:ガース・デイビス
製作:エミール・シャーマン
原作:サルー・ブライアリー
脚本:ルーク・デイビス

キャスト
サルー:デブ・パテル
ルーシー:ルーニー・マーラ
スー:ニコール・キッドマン

映画.com

感想(ネタバレあり)

幼少の頃に駅に停車している電車に乗って、寝ている間に、自分の知らないところまで行ってしまい、さらにそこでは言葉も通じず施設に入れられ、外国の夫婦に養子として引き取られ、何十年もたってから、故郷を思い、自分の記憶をたどってGoogleで検索して、何とか故郷へ帰るというストーリー。実話に基づいているらしいが、なぜもっとはやく故郷に思いを馳せることができなかったのか、またいくらインドが広いと言えど、Googleで検索することがそんなに大変なのか(Google mapで画像表示すれば一発のような…)といろいろ思うところはある。

養子として引き取ったニコールキッドマン夫婦に子供はいなかったが、子供ができなかったわけではなく、あえて小作りしていなかったようだ。「世界には不幸な子供が五万といる。自分が産んで何になる」といった旨のセリフがあり、そういう考え方もあるとは思うが、なかなか養子をとるというやりかたで、実行に移せるひとはなかなかいないだろうなぁと感じた。

ネットには、圧巻のドラマとか感動のとか、いろいろと絶賛の言葉が並べられているが、個人的には上記のような感想なので、感動するということはなかった。むしろ物心つく頃には、自分の家族はどれだけ心配しているだろうかと、想像できないものかと、いらだちさえ感じた。ただ、主人公のデブ・パテルはスラムドックミリオネアの時と違って、髪も伸びて、筋肉質になっており、結構カッコよくなっていたのには驚いた。これくらいの筋肉質感が理想(映画とは関係なし)。

映画情報

タイトル:LION ライオン 25年目のただいま
公開年:2017年
上映時間:119分

コメント

タイトルとURLをコピーしました