映画を観るまでの経緯
フレンチに興味がありドラマを見ていたので、観てみることに。こんなに早く地上波に出てくるとは。
観賞場所(鑑賞日)
電車(2026/2/17)
解説
「グランメゾン東京」が日本で“三つ星”を獲得してから時が経ち—
尾花夏樹(木村拓哉)は早見倫子(鈴木京香)と、フランス料理の本場・パリで、新店舗「グランメゾン・パリ」を立ち上げ、
アジア人初となるミシュラン“三つ星”を獲得するために奮闘していた。名だたる巨匠たちがしのぎを削る本場フランスで、フランス料理で“三つ星”を獲得することは、尾花にとっての悲願。
だが異国の地のシェフにとっては、満足のいく食材を手に入れることにすら高い壁があり、
“三つ星”に選ばれるなど夢のまた夢。「グランメゾン・パリ」は結果を出せない日々が続いていた。
そしてあるガラディナーでの失態が原因で、かつての師と「次のミシュランで三つ星を獲れなければ、
店を辞めフランスから出ていく」という約束を交わしてしまう…かつてカリスマシェフと称された尾花夏樹は、挫折や国境の壁を乗り越え、
公式
仲間と共に世界最高峰の“三つ星”を手に入れることは出来るのか——!?
登場人物
スタッフ
監督:塚原あゆ子
脚本:黒岩勉
音楽:木村秀彬キャスト
映画.com
尾花夏樹:木村拓哉
早見倫子:鈴木京香
感想(ネタバレあり)
テレビドラマも見たが、そもそも店名に「グランメゾン」という名称を付けるのがなかなかのおこがましさである。さらに今回の映画ではフレンチの本場パリでつけているのだからとんでもない。
フレンチで星を取るのにはフレンチの格式を重んじるのは当然といったシーンがあった。逆に日本で考えた場合に、日本の伝統的な料理において海外のエッセンスを入れるのは面白いかもしれないが、やはりフォーマルな日本食の評価においては、日本の伝統を厳格に守っている人が(しかもできれば日本人)評価されてほしいという気持ちはあるので、この映画で描かれているフランス人の気持ちはとてもよくわかる。
日本人であるがために質の良いキャビアを手に入れられないシーンがあった。結局提供は断られたが、その店主から言われたのは「日本でフランス人が寿司屋を開いたときに、日本の寿司屋よりも優先して良いマグロをそのフランス人には与えない」と言うことであった。それはごもっともであり、自然なことである。当然逆もまた然りで、そのような状況の中で日本人がフランスでフレンチをやる事自体、それなりの覚悟がいることであろう。それを差別とか言うのは違うと思う。これはまさに今の選挙で言われている「日本人ファーストの是非」みたいなもので、その国の国民ファーストで考えるのは当然のことである。自分なら、よい食材を入手するルートはあきらめ、日本人らしさを前面に押し出したフレンチで勝負するだろう。王道ではないフレンチかもしれないが、真に素晴らしいフレンチであれば、ミシュランの評価者ではなく、客が放っておかないだろう。所詮はミシュランも人による評価なので、それに一喜一憂するのは、なかなかストレスフルな戦いのように感じた。誰の目にも明らかで公平な、正確なストップウォッチで測る陸上100メートル走とは違うのである。
映画情報
タイトル:グランメゾン・パリ
公開年:2024年
上映時間:117分

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