映画を観るまでの経緯
タイトルからどんなストーリーなのか全く予想できなかったが、何となく気になり観ることに。
観賞場所(鑑賞日)
自宅(2025/10/11)
解説
高校一年生の志乃は上手く言葉を話せないことで周囲と馴染めずにいた。ひとりぼっちの学生生活を送るなか、ひょんなことから同級生の加代と友達になる。
公式サイト
音楽好きなのに音痴な加代は、思いがけず聴いた志乃の歌声に心を奪われバンドに誘う。
文化祭へ向けて猛練習が始まった。そこに、志乃をからかった同級生の男子、菊地が参加することになり・・・。
登場人物
スタッフ
監督:湯浅弘章
原作:押見修造
脚本:足立紳キャスト
映画.com
大島志乃:南沙良
岡崎加代:蒔田彩珠
菊地強:萩原利久
感想(ネタバレあり)
志乃ちゃん吃音なのだろうか。これまで吃音の人は、何度かクラスで一緒になったりしたが、ここまでしゃべれない人は見たことがなかった。ただ、家族との会話や歌を歌っているときは普通というのも不思議である。心理的なハードルが、そうさせるのか。そんななか、自分の名前すらうまく言えないことで周囲から孤立し、学校生活に居場所を見つけられずにいたが、懸命にできるかぎりコミュニケートしようとする彼女の姿には感動した。一方で、さばさばして何でも話せそうな加代は、音楽が好きなのにオンチという、なんとも神様は意地悪というか、現実の世界でもこんなもんだよなぁと妙に思ってしまう。とはいえ、そんな二人が出会って、親交を深めて、お互い成長していくのは人生も捨てたもんではないと思わせてくれる。これは実際の人生でも同じことである。
映画情報
タイトル:志乃ちゃんは自分の名前が言えない
公開年:2018年
上映時間:110分
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