【書評】異端のすすめ

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本書を読むまでの経緯

かなり前に気になって購入した本であったが、積読状態であった。時間ができたので、読むことに。

本書の構成と要点

本書の章の構成および要点は以下のとおりである(参考サイト)。

第1章 突き抜けるには、リスクを取れ──限界を突破する力

自分の周りに転がっている大きなチャンスは、何も行動せずに、あんこうみたいに口を開けて待っていても、絶対に掴むことができない。チャンスを掴みたいのであれば、日ごろから行動すること。圧倒的な量をこなしながら必死に突き抜けようともがき続けることで、運命のような巡り合わせでチャンスをつかみ、大きな結果がやってくる。

第2章 自分の商品価値を高めよ──これからの時代に求められる異端力

とにかく「努力をすれば良い」と言う努力至上主義に陥ってしまうと、目的と手段を混同し、手段の部分である努力をすることが、いつの間にか目的になってしまうことがある。今やってる自分の努力は目的を達成するためのものになっているのか、常に確認が必要である。そして目的達成に向けてズレが生じているのであれば、修正改善の繰り返しが必要である。

第3章 物怖じすればチャンスは終わる──最速で成長する力

第4章 「情報マニア」になってはいけない──その他大勢から抜け出す思考力

第5章 合理的に人と付き合え──どんな相手にも負けない駆け引き、交渉力

第6章 批判と侮辱を同一視してはいけない──他人に振り回されない対人力

仕事でもプライベートでも、人と衝突することを恐れてはいけない。人と意見が違っても、そこでなぁなぁで済まさず、積極的に意見を交わすことで生煮えだった自分の思考が洗練されることも多い。人から意見されることや批判される事は、自分の思考訓練になり、自分の持論を磨くことにプラスとなる。逆に衝突すべきときに、なんとなくやり過ごすと自分の持論を磨くチャンスを失うことになる。さらにお互いの不平不満を溜め込むことにもなってしまう。日本人には「衝突=悪」と考える人が多いようであるが、衝突することもまた自分の商品価値を高めたり、不平不満を爆発させずに、物事を前進させたりするために重要なコミニケーションの一環である。

例えば、相手が感情的になっている時は、収まるまで一呼吸置くというやり方が成功法であるが、どうしても収まらない場合には、こちらも一撃を放つと言うやり方もある。黙り込まずに激しく言い返すと言うことである。自分がいつまでも黙り込んでしまう姿は、相手にはこちら側への攻撃が押すことによって成功している。このままを押し切れると映ってしまい、それに応じてますます言葉のつぶてを投げてくることがある。そうさせないためにも、自分からも感情を入れて言い返すことが重要である。黙っていた人が一撃を話すと、相手は「はっ」と動揺することもあるかもしれないし、そのまま激しく言い合いになれば、それが無益であることを相手が悟り、言い合いはもうやめようという雰囲気が生まれるかもしれない。また特に威圧的な相手に対しては、決して自分が下にならないように気をつけることも重要である。威圧的な人は、威圧によって相手を閉じ込める成功体験をもとにしていることが多いので、その上の相手に対して自分が下になるという、「相手の成功パターン」に自ら乗ってしまうことになってしまう。こちらも同じ位の圧力で相手に対処することによって、相手の成功パターン崩し、相手を動揺させ、議論をこちらに有利に運ぶ糸口をつかむ必要がある。もちろん相手の話をじっくり聞くことも重要である。ただし黙って聞くだけだと相手のペースに飲み込まれかねない。単に聞くのではなく「こういうことですね」、「つまりあなたはこう考えているのですね」と自分の言葉に置き換えながら聞くことで、相手のペースに乗っているように見えつつも自分のペースに引き込むことができる。

第7章 心から納得できる人生を生きる──一切後悔しない行動力

感想

橋本さんのコメントはテレビなど見ていても、同意できることが多く、また人との対話も誠意をもって接しているように見え、とても参考になると感じていた。彼の考え方がよくわかり、とても参考になった。

書籍情報

書籍名:異端のすすめ
著者:橋下 徹
出版社:‎SB新書
発売日:2020年2月5日

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