【映画感想】42 世界を変えた男

エンタメ

映画を観るまでの経緯

背番号42がメジャーリーグで永久欠番であることは、なんとなく知っていた。それに関する実話に基づく映画と知り、観ることに。

観賞場所(鑑賞日)

通勤時間と隙間時間に、何度かに分けて(2024/7/3)

あらすじ

史上初の黒人メジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの半生を、ブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)のジェネラル・マネージャー、ブランチ・リッキーとの交流を軸に描いたドラマ。1947年、ブルックリン・ドジャースのGMだったリッキーは周囲の反対を押し切り、ロンビンソンとメジャー契約を結ぶ。2人はファンやマスコミ、チームメイトからも誹謗中傷を浴びせられるが、自制心を貫き通し、プレーに徹するロンビンソンの姿勢に、次第に周囲の人々の心もひとつになっていく。「L.A.コンフィデンシャル」のブライアン・ヘルゲランドが脚本・監督。リッキー役のハリソン・フォードは、キャリア初の実在の人物を演じた。

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登場人物

スタッフ
監督:ブライアン・ヘルゲランド
製作:トーマス・タル
製作総指揮:ディック・クック

キャスト
ジャッキー・ロビンソン:チャドウィック・ボーズマン
ブランチ・リッチー:ハリソン・フォード
レイチェル・ロビンソン:ニコール・ベハーリー

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感想(ネタバレあり)

黒人ベースボールプレイヤーのジャッキーが、人種差別色濃い時代に、幾多もの差別という名の試練を乗り越えて、成功していくサクセスストーリー。よくもまぁこんな差別が行われていたのだと驚く一方で、よくここまで耐えれたものだとも思う。偉大過ぎて、さすがに全チームにおいて42が永久欠番となるだけのことはあると感じた。ジャッキーのメンタルもすごいが、球団のゼネラルマネージャーであるリッチーの信念あっての黒人初のメジャーリーガ誕生かと思った。まるで奇跡のような実話だが、リッチーは、黒人をチームに迎え入れる際、なぜジャッキー一人を選んだのだろうか。激しい差別やトラブルが起きるのは明らかであり、一人にそれを負わせるのはとても大変だしリスキーであることくらい、容易に想像できただろう。たとえば、有望そうな黒人を3,4人一度に入れていたら、ジャッキーの心労もだいぶ和らいだのではなかろうか。結局優勝したのでハッピーエンドであったが、最下位争いレベルであれば、歴史は変わっていたかもしれない。

それにしても、このブログを書くまで、リッチー役がハリソン・フォードであったとは、気づかなかった。スターウォーズやインディージョーンズの派手なイメージがあるが、こんな役もこなせるのね。

映画情報

タイトル:42 世界を変えた男
公開年:2013年
上映時間:128分

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