【旅行・宿泊感想】三重県・エクシブ鳥羽本館

トラベル

旅行までの経緯

娘が三重にいつか行きたいといっていた。自分も20年くらい前に会社の同僚や先輩と行って、伊勢神宮やおかげ横丁、さらに三重のグルメを堪能してとても良かったので、いつか家族を連れていきたいと思っていた。結婚記念日は最近どこかに泊まることがルーティンとなっているため(年々ハードルが上がっている…)、トップシーズンを避け、三重に行くことに。しかも、会社の会員制ホテル(エクシブ)が、宿泊だけならとても安いので、この機に利用することに。

宿泊した部屋

エクシブ鳥羽本館・5Fのツインベッドと畳がある部屋(本館スタンダードグレード A type)

  • 部屋は年季がはいっている感じで、エクシブ淡路島と同じくらいの古さを感じたが、特に困ったことはなく快適に過ごせた。冷蔵庫はもう少し冷却のパワーが強いものだとよいと感じた(食事をつけてなかったので、飲食物をいろいろ入れたため)。無料で人数分の水のペットボトルが部屋に置いてある。
  • 全室オーシャンビューであるため、見晴らしは最高。
  • エクシブに泊まるのは3回目であるが、おそらくwi-fiのIDとパスワードを統一しているのか、何の設定もなく部屋に入ると自動的にwi-fiがつながるのが良い。

設備概要

  • 場所は鳥羽駅から離れており、鳥羽駅からホテルの送迎バスが出ているものの、利便性を考えると車で行くのがよいと思われる。ホテル内の施設でゆっくりするのであれば電車で行ってもよいが、周りの飲食店や観光地に行くのであれば、車で行くのがおすすめ。
  • 本館の入口のところに、大浴場(スパ&エステ テルメゾン)があり、宿泊者は入ることができる。温泉であり、サウナやジャグジーなど、かなり充実した設備。とても広く、タオルも貸してくれる。温泉の温度も熱すぎず温すぎずで非の打ち所がないスパだったが、唯一、体を洗うところに鏡がないのが難点(お風呂の中で髭剃りする人は手鏡が必要)。
  • ホテルの眼下に野外プールがあるが夏前だったので入れないと思っていたが、通年入れる室内プールもあった。泳ぎたい人は、水着を忘れず持っていくとよい。また、プールの先はダイレクトに海に面しているが、夏でも遊泳禁止とのこと(安全面を考えると、そりゃそうか)。
  • コンビニは歩いていけるところにはなさそう。ホテルから伊勢方面に車で行くと、5分くらいのところにファミリーマートがある。
  • 部屋から海を見渡すと、多くの養殖の網が見える。ホテルの人に聞くと、すべて牡蠣の養殖とのこと。冬場はホテルの近くでは牡蠣の食べ放題があるとのこと。

食事

朝夕の食事はなしのプランであったため不明だが、ラウンジ(コーヒーショップ オールドデイズ)でのソフトドリンクは無料であった。景色が最高で、お菓子などを持ち込んでティータイムを楽しんでいる人が結構いた。

スタッフ

さすがエクシブ、受付のスタッフの皆さん、接客はとても丁寧で素晴らしかった。

今回の旅程

2024/6/14(金)

  • 16:00:娘が学校から帰宅してオヤツ食べてすぐに出発。これまでフィアット500という小さい車に乗っていたが、娘も大きくなりコンパクトSUVに買い替えた。視界も高くなり、兵庫から三重までかなり快適に運転できた。しかも、初めてクルーズコントロールを使ったが、思ったより使いやすく、楽で良かった。何でもとりあえず使ってみるもんである。
  • 19:30:鳥羽に着いた。晩御飯は鳥羽のみなと食堂。店内に鳥羽一郎のポスターがあり、まさかその名の通り鳥羽出身だったとは。しかも、山川豊の実兄。現地に行くといろいろと発見があるものである。食堂なので海鮮のお刺身、エビフライ、貝類の蒸し焼きのセットをはじめ、いろいろな一品料理がそろっていた。焼き貝定食と大漁定食、伊勢うどんとポテトサラダを注文してみんなでシェアして食べた。地元の人でほぼ満員といった感じだったが、それも納得のおいしさだった。芸能人の色紙もたくさん飾られていたので、人気店なのだと思う。
  • 21:00:
    コンビニで次の日の朝食を調達し、ホテルにチェックイン。早速スパでお風呂に入って、爆睡。

2024/6/15(土)

  • 朝食:
    前の日の移動で疲れていたのか、結局起きたのは8:30頃。コンビニで買ったパンとヨーグルトを食べて、早速出発。 
  • 伊勢神宮外宮:
    ホテルから外宮近くまで車で20分ほどで到着。運よく外宮入口の駐車場に停めることができた。伊勢神宮のHPによると外宮60分と30分コースがあるが、天気は曇りで湿度も高く、ガールズ(妻と娘)からの苦情が予想されたため、簡易的な30分コースで回ることに。15年ほど前に1度伊勢神宮へ来たことがあったが、その時は内宮しか回らかなったような。神宮内はマイナスイオンが充満してて荘厳な感じ。主要なお宮を見て回って、30分ぐらいで退出する。
  • おかげ横丁
    外宮からおかげ横丁の方へ車で移動。おかげ横丁付近の駐車場はどこも満車だったので、遠くの駐車場を探していると、自分の家に誘導するおじさんがいた。あまりの熱心さにその方の家の庭に停めさせていただくことに。1日時間無制限で500円だった。しかも2台しか停めるスペースがないので、一日の売り上げはmax1000円か。愛想のよい明るいおじさんだった。そこからおかげ横丁のほうに移動してランチを取ることに。ランチは豚捨ての牛丼と伊勢牛お重とコロッケを注文した。牛はとても柔らかくて味付けも良くとてもおいしかった。店の雰囲気も趣があり、ゆっくりできてよかった。
  • 伊勢神宮内宮
    ランチを食べた後は内宮に移動。さすがに外宮よりも人がおおくごった返していたが、マイナスイオン全開でとても雰囲気が良かった。こちらも60分と90分の二つのコースがあったが、主要なところを回る60分コースで回った。正宮まで周りの人たちに合わせて歩いて行って、最後に正宮前の階段の下で写真を撮ってお参りをした。前回きたときは階段の上で写真を撮ったような気がするが、階段の下までしか写真撮影は許可されていなかった。あとこんなに階段が何段もあったのだろうか。前回はもっと少ないように感じたけれども…お参りするところまででそれ以上中には入れないが、どなたかお一人入られてて、お祓いのようなことをされていた。どういう方だと中にはいれるのだろうか。
  • おかげ横丁(2回目)
    内宮の散策が終わったら、またおかげ横丁へ戻ってきて、一休みするためにスタバに寄った。おかげ横丁のスタバはおしゃれでとても混んでるかと思いきや、半分ぐらいしか席は埋まっていなかった。おそらく他のお店が人気があり、みなさんそちらに行くのを優先されているのだろうか。おかげで、外の通路が見渡せる窓際の席でコーヒーをいただくことができた。おかげ横丁限定のスイーツなど、何かあるのかと思いきや、メニューは普通のスタバと同じだった。スタバの後はおかげ横丁内のお店(真珠、醤油の店など)やお土産品店などをいろいろ散策し、そういえば伊勢うどんを食べてないねということで、伊勢うどんのお店(ふくすけ)で3人で1つのうどんをシェアした(ランチもお茶もしてたので、おなか一杯だったが、3人で1つをシェアしていいか、スタッフの方に聞くと、快くOKしていただけた)。伊勢うどんは柔らかく、しかも色の見た目の割には、そんな辛くなくとてもおいしいうどんだった。最後に、赤福本店に寄って、赤福を食べた。前回来たときは、女性のスタッフの方が、手で赤福を作っているところが目の前で見れたような記憶があるが(記憶違いかも)、今回は見ることはできなかった。赤福本店は広い畳の上に、自分の好きな場所を陣取ってサッと食べて、終わったらすぐにその場を去るというスタイルで珍しいなと思ったが、こんな感じの居酒屋があってもおしゃれでいいのかなと思った。
  • お食事処むつみ
    おかげ横丁を後にして、晩御飯を食べにいくことに。ホテルの近くのむつみを予約しようと、数日前にtelしていたが、すでに満員だった。よって予約なしだったが、空いていたらと一縷の望みをかけて寄ってみたら、1家族が待っているのみだったので(皆さんダラダラ飲むというよりは、御飯食べてサッと帰る方が多い気がする。前日の夜もそうだった)、待つことに。10分くらいの待ち時間ですぐに入ることができてラッキーだった。店内は地元の人と観光客?で満員だった。おかげ横丁でさんざん飲み食いしてきたのであまりお腹は減っていないが、妻が車の運転をしてくれるという事で、お酒を飲むことに。刺身盛り合わせ、アワビ刺身、松坂牛のたたき、などいろんなもの注文して、ビール、日本酒(宮の雪)、焼酎などを楽しんだ。もうほんとに最高でこれ以上ない晩御飯だった。伊勢海老は、さすがに8000円~ということで今回はパスしたが、アワビ刺身は最高だった。アワビの肝がこんなに美味いとは思わなかった。牡蠣が食べれなかったのが残念(シーズンではないから仕方ないが)。恒例のコンビニで朝食を仕入れて帰宅。そのあとホテルについてお風呂にはいって爆睡(飲みすぎでお風呂に入ったことを覚えていない)。

2024/6/16(日)

  • 朝食
    朝起きて朝食をすませたら、ラウンジ・オールドデイズでゆっくりとティータイムを楽しんだ。景色がとてもよく、プールと海が見えたので、海の波打ち際まで歩いてみた。時間があれば、芝生のお庭でゆっくりするのもよさそう。
  • ランチ
    最終日は鳥羽水族館に行って帰宅するだけだが、水族館く前にランチをとることに。水族館に行く途中にカーナーピーナでハンバーグを食べること。隣がお肉屋さんのようで、本格的なハンバーグがリーズナブルにいただけた。味ももちろん美味しかった。地元の人らしき人達でほとんど席が埋まっていたので、人気店なのだろう。
  • 鳥羽水族館
    娘の希望でラッコが見たいということで最終目的地は鳥羽水族館に。ラッコが全国に数頭しかいないということで驚いた。つい10年くらい前までは、あちこちにたくさんいたような…長崎の海きららや、福岡のマリンワールドにたくさんいたように思うが、どこへ行ってしまったのか。
    到着してすぐにラッコの食事が行われる時間だったので、真っ先にラッコを見に行くことに。なんと2頭しかいないではないか。すごい人だかりで、遠目でしか見えなかったが、ちゃんと実際のラッコをみることができて娘も満足。他にもいろいろな生物国内外の海洋生物がたくさんいてとても見ごたえがあった。なんとゲンゴロウがいたが、全く動かなかった(模型ではないよね?)。自分は小さいころ田舎育ちで様々な水中生物と戯れて遊んでいたが、ゲンゴロウはとうとう見ることはなかった。おそらくとてもきれいな水のとこにしか生息しないため、とても珍しいと思う。本物かどうか怪しいと思いながらずっと見ていたが、結局全く動かずであった。動いているところを見たかった。
  • 帰宅
    水族館をササっと見て回って、最後にソフトクリームを食べて、早いうちに帰宅することに。クルーズコントロールを覚えて多少は運転の負担が減ったように思う。今後はもっと使えるように慣れていきたい。家にもどってきたのは19:00頃でありかなり遅かったので、娘の好きなラーメン屋(一風堂)によって帰宅。それにしても、20年前の福岡で食べていたころに比べると、一風堂もかなり変わったなぁという印象。そもそも紅ショウガがなかったが、なくなったのだろうか(豚骨ラーメン屋にないってことある!?)。あと、白丸にはブラックペッパーを用意してくれていたのに(これがまた合う!)、それもなく残念である。今度行くときは、もう破れかぶれで、つけ麺でも食べてみるかという気持ちになった。

全体的感想

金曜日の夕方からの出発で、結構キツキツな感じのスケジュールであったが、これくらいの距離ならなんとか行けるということがわかった。伊勢神宮とおかげ横丁に、家族を一度連れていきたかったので、今回それが達成できてよかった。観光もグルメも楽しめてガールズたちも大満足であった。三重には、今回行ったところ以外にも、志摩スペイン村やビソン、鈴鹿サーキットなど、さらに今回行った鳥羽にもミキモト真珠島など、見どころが多いため、また改めてゆっくり訪問したい。

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