【映画感想】シェフ 三ツ星フードトラック始めました

エンタメ

映画を観るまでの経緯

アベンジャーズで有名なロバート・ダウニーJr.とスカーレット・ヨハンソンが出演している映画は、これまで見たものは、ほとんどがアクション映画だったが、それ以外の映画における二人も見たいと思い、鑑賞した。

観賞場所(鑑賞日)

新幹線(2023/9/29)

あらすじ

「アイアンマン」シリーズ監督のジョン・ファヴローが製作・監督・脚本・主演4役を務め、フードトラックの移動販売をはじめた一流レストランの元料理長のアメリカ横断の旅を描いたハートフルコメディ。ロサンゼルスの有名レストランで料理長を務めるカールは、口うるさいオーナーや自分の料理を酷評する評論家とケンカして店を辞めてしまう。心配する元妻イネズの提案で、息子パーシーを連れて故郷のマイアミを訪れたカールは、そこで食べたキューバサンドイッチの美味しさに驚き、フードトラックでサンドイッチの移動販売をすることを思いつく。カールはイネズやパーシー、仲間たちの協力を得て、マイアミからニューオリンズ、ロサンゼルスへと旅を続けながら、本当に大切なものを見つけていく。

公式サイト

登場人物

スタッフ
監督:ジョン・ファブロー
製作:ジョン・ファブロー、セルゲイ・ベスパロフ
脚本:ジョン・ファブロー

キャスト
カール・キャスパー:ジョン・ファブロー
ソフィア・ベルガライネス:ソフィア・ベルガラ
マーティン:ジョン・レグイザモ
モリー:スカーレット・ヨハンソン
リヴァ:ダスティン・ホフマン
マーヴィン:ロバート・ダウニー・Jr.

映画.com

感想(ネタバレあり)

公式サイトには「『アイアンマン』監督が本当に作りたかった映画… それは、毎日一生懸命なあなたに贈る ちょっといっぷく ムービー!」とある。1人4役もやるくらいだから、よっぽど作りたかったのだなと思う。全体を通してドラスティックな展開があるわけではなく、終始穏やかにストーリーは流れていくが、見ていて陽気でハッピーな気持ちで観れてとても良かった。一昔前なら退屈と感じていただろうが、この手の映画を楽しめるようになったのは、年を重ねたからかもしれない。

本映画は、マイアミからニューオリンズ、ロサンゼルスまでキッチンカーでサンドイッチを売りながら移動するロードムービーであるが、道中、父と息子のヒューマンドラマも描かれている。あるときキッチンカーを組み立てる際にサポートしてくれた人たちに、サンドイッチを無料でふるまうことになった。しかし、サンドイッチを作っているとき、息子が少し焦がしてしまった。息子はどうせ無料だからそのまま出せば良いだろうと、その焦げたサンドイッチを出そうとしたが、親父が「俺は客の喜ぶ顔をみたい。お前は!?」と聞き返した。結局、息子もそれに同意してそのサンドイッチは出さなかった。少しくらいの焦げだったし、一つくらい問題ないように思うが、目の前の仕事に全力投球する姿勢は、まさしく仕事で最も大切で本質的な部分だと感じた(わかっていても、なかなかできないもんです)。

この映画に限らず、洋画を観ているとよく出くわすシーンとして、自分の離婚した妻の元夫や現在の夫と、普通の知り合いのように(そこまではなく、実際はビジネスライクなのかもしれないが)フランクに話すシーンに出くわすが、カルチャーの違いだなぁと思ってしまう。日本ではまずありえないような...自分の子供の面倒をみてもらっているということもあるのかもしれないが、いつも驚かされる(たとえば、トムクルーズの宇宙戦争もそういったシーンがあったような)。

また、個人的に料理動画が大好きなので、とてもおいしそうな料理を作るシーンはとても楽しめた。キューバサンドイッチはいつか作ってみたいと思ったし、ベニエというスイーツを出すカフェデュモンドというカフェは実在するようなので、ニューオーリンズへ行く際はぜひ立ち寄りたい。

映画情報

タイトル:シェフ 三ツ星フードトラック始めました
公開年:2014年
上映時間:115分

コメント

タイトルとURLをコピーしました