パンアメリカに乗った際に、取り回し中に転倒させてしまった。比較的自分は背が高く、足つきに問題があることがこれまでなかったのと、腕力にも多少の自信があったため、バイクが倒れそうになっても支えることができた。しかし、パンアメリカのように重心が高く(バイクの背丈が高く)、重量の大きいバイクだと全く歯が立たなかったので、バイクの大きさやバランスを考慮した取り回しが大切だと痛感した。以下に当時の状況と、転倒させないための取り回しの参考サイトを示す。
転倒時の状況
山の中の道で、なだらかな右カーブになっている登りの道で、結構傾斜のあるところの左側にくぼみがあり、そこにバイクを停めた。Uターンをしようとして右側回転させようとしたら、右側に転倒した。今思えば、右曲がりでUターンするとなると傾斜の下の方を向いて回ることになるので、余計に倒れやすくなるためとても危険であるが、当時はなんとかUターンできると思ってしまっていた。
バイクの取り回し
日本二輪車普及安全協会の動画がわかりやすい。
前に進む(17:30)
以下の3つの方法がある。
- 車体は垂直に立てて進む
- 腰を車体に密着させて、若干自分のほうに車体を傾かせて進む、
- グリップを握るときの腕は、伸ばしたりまげてたりせず(車体から遠ざけすぎず近づけすぎず)、自然な距離感で握る。
後ろに進む(20:30)
以下の2つの方法がある。
- 後方確認を十分に行って、両手でグリップを握って、進む時と同様に腰を車体に密着させて後ろに押す。
- 傾斜や段差がない場所では、左手はグリップ、右手はシート後方に当てて後ろを見ながら押す。
曲がる(21:50)
バイクはハンドルを切った方向と逆の方向に倒れやすい。曲がるときも車体に腰を密着させて曲がる。右に曲がるときも左に曲がるときも、どちらも腰は密着させなるべく車体は垂直になるよう意識して曲がる。
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